神戸市兵庫区駅南通1丁目2-3 3階
(ダイソーのビル3階)

消化器疾患
(肝・胆・膵)

肝臓・胆のう・膵臓の疾患

肝臓・胆のう・膵臓の異常は、よほど重症とならなければ症状はありません。ただ、特に肝臓の異常に関しては、症状が出てからの治療では、残念ながら手遅れの事がほとんどです。当院では手遅れとなる前に、肝臓専門医、もしくは消化器病専門医としてこれらの治療に対応します。

主な肝臓・胆のう・膵臓の疾患

ウイルス性肝炎、胆石・胆のう炎、膵炎 など

ウイルス性肝炎

肝炎ウイルスに感染することにより、肝臓に炎症をきたす病気です。原因となるウイルスは、A(HAV)型、B(HBV)型、 C(HCV)型、D(HDV)型、E(HEV)型の5種類ありますが、とくに重要なのがB型とC型です。いずれの場合も、肝硬変や肝臓がんの原因となります。

B型肝炎

B型肝炎ウイルスに感染することにより、将来的に肝硬変や肝臓がんを発症する病気です。初期の段階ではほとんど症状を認めませんが、肝硬変に至ると倦怠感、浮腫、腹水、黄疸等の症状を認めます。当院では血液検査にてB型肝炎ウイルスの有無を調べると同時に、超音波検査(エコー)により肝臓がんの有無を調べる事が可能です。また核酸アナログ製剤と言われる抗ウイルス薬を内服することで治療を行う事が可能です。

C型肝炎

C型肝炎ウイルスに感染することにより、将来的に肝硬変や肝臓がんを発症する疾患です。
B型肝炎と同様に、初期の段階ではほとんど症状を認めませんが、肝硬変に至ると倦怠感、浮腫、腹水、黄疸等の症状を認めます。当院では血液検査にてC型肝炎ウイルスの有無を調べると同時に、超音波検査(エコー)により肝臓がんの有無を調べる事が可能です。また近年では直接ウイルスの増殖を阻害する薬(direct acting antivirals:DAA薬といいます)を8週間内服することにより、ほぼ根治する事が可能となりました。当院で治療を開始することも可能ですので、是非一度ご相談下さい。

胆石・胆のう炎

胆石は、胆嚢や胆管に結石ができている状態です。結石があるだけでは症状がない事がほとんどですが、細菌感染が合併すると、突然の腹痛(みぞおちの右付近が多いです)や発熱などが生じます。胆のう炎の治療は入院を要する事がほとんどですが、当院では超音波検査(エコー)にて胆石・胆のう炎の有無を調べる事が可能です。気になる方は一度ご連絡下さい(入院が必要な場合は、提携病院へご紹介とさせて頂きます)。

膵炎

膵炎は、大きく急性と慢性に分類されます。このうち急性膵炎は、膵臓から分泌される膵液が原因となり、膵臓自体や周囲の臓器が損傷を受けてしまう病気です。主な原因は、お酒の飲み過ぎ、腹部外傷、胆石などです。よくみられる症状は、みぞおち付近や左上腹部や背中の痛み、嘔気、嘔吐などです。急性膵炎は重症化しやすく、死亡率も高いので、一刻も早く医療機関を受診して治療を開始することが大切です。

※受付は午前診11:30、午後診18:30まで
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永礼 智基
診療内容 内科、糖尿病内科、消化器内科
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