予防接種
予防接種について
当院では下記の予防接種(ワクチン)が可能です。
インフルエンザ・新型コロナ以外のワクチンに関しては在庫に限りがあるため、あらかじめ電話でのご予約をお願い致します(お電話で「〇〇の予防接種を希望」とお伝えください)。
当院で行える予防接種と費用
インフルエンザ | 3,800円(神戸市在住で65歳以上の方は1,500円) |
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新型コロナ | 15,000円(神戸市在住で65歳以上の方は3,000円) |
肺炎球菌 | 8,500円(接種券ハガキをお持ちの方は4,000円) |
子宮頸がん | 無料(予防接種券が必要) |
麻しん風しん混合 (MR) |
9,800円(風しん第5期接種クーポンをお持ちの方は無料)注1 |
麻しん | 5,600円 |
風しん | 5,600円 注1 |
おたふくかぜ | 5,600円 |
B型肝炎 | 4,200円(1回につき) |
帯状疱疹 | 8,500円もしくは22,000円(下記参照) |
注1: その他にも神戸市独自の風しんの助成もあります。
各ワクチンについて
インフルエンザワクチン
- 不活化ワクチンといわれるタイプのワクチンです。(妊娠中や授乳中の方も接種可能です)
- 成人は年1回の接種で十分とされています。
- コロナワクチン含め、他のワクチンと同日に接種しても構いません。
新型コロナワクチン
- mRNAワクチンといわれる他のワクチンとは全く異なるタイプのワクチンです。(妊娠中や授乳中の方も接種可能です)
- インフルエンザ以外のワクチンを接種する場合は、接種後2週間以上あける必要があります。
肺炎球菌ワクチン
- 不活化ワクチンといわれるタイプのワクチンです。
- 成人に感染する肺炎球菌の70~85%に予防効果があるとされています。
- 5年程で効果は減弱するため、5年おきに接種する必要があります。
子宮頸がん(HPV:ヒトパピローマウイルス)ワクチン
- 不活化ワクチンといわれるタイプのワクチンです。
- 初回、2か月後、6か月後の合計3回接種する必要があります。
- 3回の接種で子宮頸がんの原因となるHPVを約90%予防できるとされています。
麻しん風しん混合(MR)・麻しん(はしか)・風しん(三日はしか)ワクチン
- 生ワクチンといわれるタイプのワクチンです。
- 女性の方は接種前1か月と接種後2か月は避妊して頂く必要があります。
- 他の生ワクチンを接種する場合は、接種後27日以上あける必要があります。
- 成人の場合は、1回の接種で十分な事がほとんどです。
おたふくかぜ(ムンプス、流行性耳下腺炎)ワクチン
- 生ワクチンといわれるタイプのワクチンです。
- 女性の方は接種前1か月と接種後2か月は避妊して頂く必要があります。
- 他の生ワクチンを接種する場合は、接種後27日以上あける必要があります。
- 成人の場合は、1回の接種で十分な事がほとんどです。
B型肝炎ワクチン
- 不活化ワクチンといわれるタイプのワクチンです。
- 初回、1か月後、6か月後の合計3回接種する必要があります。
- 3回の接種で80~90%の方に効果があるとされています。
帯状疱疹ワクチン
- 生ワクチン(水痘ワクチン)と不活化ワクチン(シングリックス)両方のタイプがあります。
- 生ワクチンは安価(8,500円)で1回の接種で済みますが、発症予防効果は50%程度とされ、5年程で効果は減弱すると言われています。
- 不活化ワクチンは高価(1回22,000円)で2か月後にもう一度接種する必要がありますが(合計2回)、発症予防効果は95%程度であり、生ワクチンより効果は持続すると言われています。
- 令和6年4月より、神戸市に住民登録がある50歳以上の方は、1回に限り4,000円の助成を受けられるようになりました(生ワクチン4,500円、不活化ワクチン18,000円となります)。当日保険証等の住所と年齢が確認できるものを持参下さい。
接種後の留意点
- 予防接種後の30分程度は、医師とすぐに連絡が取れるようにしてください
- 接種後、1時間程度は体調の変化に気をつけてください
- 接種部位に若干の痛みや発熱、腫れを生じることはよくありますが、通常は数日ほどで治まります
- 接種によって体調が著しく変化したときは、すぐにご連絡ください
- 入浴は差し支えありませんが、接種部位を強くこすらないように注意してください
- 接種当日は激しい運動をお控えください